福井県の豊かな自然と愛情で育まれた当社自慢のプライベートブランド牛。さしが多く脂が甘くとても柔らかい肉質が特徴。

技術と丹精の賜物 吟醸牛

「牧場」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。

広大な草原の中、牛たちがゆったりと草を食べている。
または、のんびり寝たり、自由に歩きまわっている様子をイメージすることでしょう。

昔は、そのように放牧され、牛たちはのびのびと育てられていました。
しかし、現在、アメリカをはじめ、世界ではフィードロット(集団肥育場)による飼育が行われています。

フィードロットとは、短期出荷を目的とした飼育法です。
牛たちは、狭い囲いの中に密集し、ひたすらに飼料を食べさせられています。
更に、病気の発生を未然に防ぐ抗生物質も投与されています。

このような大量生産の時代の中、早く太らせるために飼育された牛たちは、監禁状態のような生活を強いられているのです。

                               <福井県 岡崎牧場 風景>

吟醸牛おいしさの秘密①

福井県の提携牧場で育つ牛たちは、長期間のびのびと生活をしています。

通常は、26ヶ月ほどの肥育ですが、28~30ヶ月と長く時間をかけ肥育しています。
このように長く肥育することは、松坂牛にも通ずるところがあります。

周囲は、豊かな自然が広がり、非常に静かです。
そのため牛たちは、騒音によるストレスを受けることなく、まったりと過ごしています。

                                 <福井県 岡崎牧場 牛舎>

写真のように寝ているのは、他の牛舎ではなかなか見られない、大変珍しい光景です。
リラックスできる環境を作り、長期間愛情を込めて肥育することが、より良い肉質の美味しい牛肉に繋がります。

                               <福井県 岡崎牧場 牛舎風景>

吟醸牛おいしさの秘密②

美味しさを引き立たせる最大の秘訣、それは牛たちが食べる飼料にあります。

ひとつは「水」です。
私たちにとっても「水」はかけがえのないもの。
牛たちも毎日欠かさずに「清流水」を飲んでいます。

次にお米の「藁」です。
こしひかりの藁を食べることにより、綺麗な「赤身」と程よい「さし」のある牛に育ちます。

                                     <こしひかりの藁>

手間暇を惜しまず

日々の観察・飼育環境の

整備を欠かさない

        <吟醸牛を飼育する岡崎さん>

生産者の声

私たちは「毎日の飼料管理や手間暇を惜しまず、日々の環境・飼育環境の整備を欠かさないこと」の理念を持ち、牛肉の生産に携わっております。
日々実践し続けることが、深みのある美味しい牛肉の供給に結びついていると考えております。
また、健康で過ごすことは、すべての方々の願いであると思います。
健康的でバランスのとれた食生活がその一端を担っていることは、間違いありません。
私が生産に携わった肉牛を通じ、皆様が健康な日々を過ごされることを、心より祈願致します。